〔第4回〕 校正の対象
校正の主体は誰か
校正は、第一義的に筆者が行うもの
推敲の仕上げともいえる
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それでも外部(校正者)に依頼したいときはある
何を見てもらいたいと思って依頼してきているのか
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依頼の意図を的確につかみ取ることが重要
校正料は、決して安くない
創作物の校正
創作物(小説・台本など)は作者の意思(ことばに対する感覚など)がマスト
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創作物は、作者の意図・感覚などを理解する難しさはあるが
見る観点が少なく、比較的シンプル
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とはいえ、自分の感覚に合うように、直してはいけない
紙媒体における校正
校正の対象は、創作物だけではない
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・一般書籍・ガイドブック類
・会員向けの会員誌など
・カタログ・パンフレット類
・会社案内・社史・アニュアルレポートなど
・社内向け・外部向けのマニュアル類
・社内規定集など
・商品シート・価格表など
・大学案内・学校案内等
・学報・お知らせ・案内状など
・学会誌・研究誌など
・セミナー・通信教育・学生生徒向けの教材
・教科書・参考書類
・ポスター・チラシ・ステッカー等の販促物
・パッケージ類
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それぞれ見る観点が違う
何をすべきか、個々の仕事に応じて考えることが重要
さまざまなメディア
校正の対象は、紙媒体だけではない
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・Web(とくにスマホ向け)
・デジタルサイネージなど
・字幕・テロップ類
最近は印刷を前提としない制作物も増えている
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媒体の特性を知ることが重要
音声・画像・動画なども校正の対象となることがある
校正は正確性を担保するもの
校正の大きな役割は、正確性を担保すること
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プレゼン資料・営業資料なども対象となることがある
これらは、正確性=信頼性となる